開催報告書『美陶 芸術の懸け橋展』

2025 6/27
本展覧会は「日本モンゴル文化親善の新たな章」として、大きな注目を集めました。
展示されたアートタイルは、チンギス・ハーン ナショナル ミュージアムで定期的に実施されている
教育プログラムにも活用され、モンゴルの次世代に向けた創造教育の一環としても
大きな役割を果たしていきます。
日本文化への関心と尊敬が深まる中、
モンゴルの子どもたちが日本人アーティストの作品から想像力を育む姿が期待されます。
『美陶 芸術の懸け橋展』は、
日本芸術の可能性を新たな地で開花させるとともに、
国境を超えた文化交流のあり方に一石を投じるものとなりました。
日本とモンゴルの友好の証として、
また芸術の普遍性を体現するシンボルとして、
このアートタイル壁画がこれからも人々の記憶に残り続けることを願ってやみません。

最後に、
日本美術界の重鎮であった美術評論家・長谷川栄先生が、
2024年8月20日に逝去されました。
生前、長谷川先生は本プロジェクトに対し深い関心と期待を寄せられており、
寄稿文の中でもその意義を高く評価されていました。
ここに深く哀悼の意を表します。
『美陶 芸術の懸け橋展』に
ご賛同、ご協力賜りました、
全ての皆様に心より厚く御礼申し上げます。
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